ライフカードのポイント交換先として人気なのが航空会社のマイルです。
マイルに交換すると、飛行機の特典航空券に交換してお得に旅行したり、エコノミークラスの座席をアップグレードすることもできます。
そこで今回は、ライフカードのポイントを効率良く貯める方法と、ANAマイルへの移行方法を分かりやすく解説していきます。
目次
ライフカードのポイント還元率
ライフカードの通常ポイント還元率は0.5%です。
「LIFE サンクスプレゼント(サンクスポイント)」というポイントがカード利用1,000円につき1ポイント・100円につき0.1ポイント貯まるので、コンビニなど1,000円に満たない少額の支払いが多い場合も無駄なくポイントを貯めることができます。
1ポイントは5円相当の商品などに交換することができるので、1ポイント=5円で還元率0.5%という計算です。
- 1,000円につき1ポイント(100円につき0.1ポイント)が貯まる
- 1ポイントの価値=約5円
- 通常ポイント還元率0.5%
ポイントの交換先によって1ポイントの価値は変わってくるので、0.5%を下回る場合もあれば、0.5%以上の価値となる交換先もあります。
一般的には雑貨や家電製品と交換すると還元率が下がるとされ、他社ポイントへの移行や、特定のお店で使える商品券などと交換するとお得です。
ポイント有効期限が最大5年間なのがメリット
ライフカードのポイント有効期限は通常2年間ですが、年に一度×3回の繰越手続きを行うことにより最大5年間に延長できるのがメリットです。
ポイント交換の際には最少の交換単位があるため、ポイント有効期限が長く、多くのポイントを貯めることができれば交換時のロスも少なくなります。
ただし、繰越手続きを行わないと2年間でポイントは失効してしまうので気を付けてください。
ライフカードのポイントを効率良く貯める方法
ライフカードはポイントアップの仕組みが充実しているので、還元率以上のポイントを貯めることも難しくはありません。
現在、ライフカードで実施されているポイントアップのサービスを以下にまとめました。
- 入会後1年間ポイント1.5倍(0.75%)
- 誕生月ポイント3倍(1.5%)
- 年間利用額50万円以上で300ポイントのボーナス
- 次年度の基本ポイントが最大2倍になるステージ制プログラム
- 「L-Mall」経由のインターネットショッピングで最大25倍
入会後1年間はポイントが1.5倍の0.75%にアップするのが特徴です。
一般的なクレジットカードのポイント還元率は0.5%なのでお得感があります。
毎年、誕生月にはポイントが3倍になるので、誕生月に合わせて大きな買い物をするとポイントも貯まりやすいでしょう。
誕生月のポイントは一律で3倍となり、入会後1年間の1.5倍や、ステージ制プログラムのポイントとの重複付与はありません。
次年度の基本ポイントが最大2倍になるステージ制プログラム
「ステージ制プログラム」では、利用金額に応じて次年度の基本ポイントが最大2倍になります。
年間50万円以上の利用で300ポイントのボーナスももらえるので、少なくとも年間50万円の利用で次年度の基本ポイントが1.5倍(0.75%)になるスペシャルステージは狙いたいところです。
レギュラー ステージ |
スペシャル ステージ |
ロイヤル ステージ |
プレミアム ステージ |
|
---|---|---|---|---|
年間利用金額 | - | 50万円以上 | 100万円以上 | 200万円以上 |
1か月の利用額 | - | 約4.1万円 | 約8.3万円 | 約16.6万円 |
ポイント倍率 | 1倍 | 1.5倍 | 1.8倍 | 2.0倍 |
次年度ポイント | 0.5% | 0.75% | 0.9% | 1.0% |
次年度の基本ポイントが2倍(1.0%)になるプレミアムステージは利用額200万円以上なので、条件クリアには1か月あたり約16.6万円の利用が求められますが、1.8倍(0.9%)になるロイヤルステージなら利用額は100万円で1か月あたり約8.3万円でクリアできるので、例えば以下のような料金をライフカードで支払うなどの工夫をすれば条件クリアも難しくはありません。
- 公共料金
- 国民年金保険料
- スマートフォン・プロバイダ料
- ガソリン代
- 新聞・雑誌の購読料
この他にも、電化製品の購入やコンビニ・スーパーなど普段の買い物をカード払いにするだけでも確実にポイントは貯まります。
「L-Mall」経由のインターネットショッピングで最大25倍
インターネットショッピングをする時は、ライフカードが運営している「L-Mall」というショッピングモールを経由するだけでポイントが最大25倍になり、効率良くポイントを貯めることができます。
L-MallにはYahoo!ショッピングやベルメゾンネット、ニッセン、ビックカメラなどの人気ショップが約600店舗出店しているので、普段のショッピングをL-Mallに切り替えるだけでも多くのポイントが貯まるでしょう。
L-Mallはスマートフォンにも対応していて、L-Mallの経由忘れを防いでくれる「L-Mallナビゲーター」というパソコン用ツールも用意されています。
誕生月ポイント3倍とL-Mallの組み合わせで更にポイントが貯まる
誕生月のポイント3倍と、L-Mallのポイント最大25倍は組み合わせて利用することが可能です。
この時のポイントは別々に計算されるので、例えば誕生月にポイント倍率が10倍のショップで1万円分L-Mallのネットショッピングを利用した場合は、100ポイントと30ポイントの合計130ポイントが付与されます。
- 誕生月に通常のショッピングを1万円利用…30ポイント付与(3倍)
- 誕生月以外にL-Mallのポイント10倍ショップで1万円利用…100ポイント付与(10倍)
- 誕生月にL-Mallのポイント10倍ショップで1万円利用…130ポイント付与(3倍+10倍)
このように比較してみると、ショッピングのタイミングや利用方法によって付与されるポイントが大きく変わってくるのが分かります。
ライフカードのポイントはANAマイルに移行できる
ライフカードの利用で貯まったポイントは、ANAマイルに交換することができます。
クレジットカードによってはマイルへの移行時に手数料が発生するケースもありますが、ライフカードは移行手数料無料なのでポイント交換時の無駄がない点も魅力です。
ポイントを直接交換(移行)できるのはANAマイルだけで、JALマイルに直接交換(移行)することはできません。
ただし、ライフカードのポイントを一度「dポイント」に交換(移行)した上で、dポイントをJALマイルに交換(移行)することは可能です。
マイルの使い道(交換先)
カードのポイントをマイルに交換すると、マイルを使ってお得に旅行を楽しむことができます。マイルの使い道として特に人気なのが以下の特典です。
- 特典航空券への交換
- 座席のアップグレード
それぞれの特徴を解説していきましょう。
特典航空券への交換
特典航空券とは、マイルで交換できる航空券のことです。
例えばANAマイルの場合、国内線のローシーズンなら片道5,000マイルから特典航空券に交換することができ、国際線になると往復12,000マイルからの交換となります。
ANA以外にも、ユナイテッド航空などスターアライアンスに加盟する航空会社の航空券への交換も可能です。
座席のアップグレード
座席のアップグレードとは、ANAまたはスターアライアンス加盟航空会社の航空券の座席を、エコノミークラスからビジネスクラス、ビジネスクラスからファーストクラスというように上位クラスの座席に交換できる特典で、必要マイル数は12,000マイルからとなっています。
ANAマイルへの移行レートと1マイルの価値
LIFEサンクスポイントからANAマイルへの移行レート(交換レート)は、1ポイント=2.5マイルです。
- 1ポイント=2.5マイル
- 1マイルの価値…約2円~16円(マイルの交換先によって変動)
ANAマイル1マイルの価値は、例えば特典航空券に交換した場合も行き先(区間)や時期(シーズン)によって約2円~16円と大きな開きがあります。
最も価値が高くなるのは国際線ファーストクラスの特典航空券に交換する場合ですが、多くのマイルが必要となるのであまり現実的ではないでしょう。
ANAマイルへの移行単位
ライフカードのLIFEサンクスポイントは、300ポイント以上100ポイント単位でANAマイルに移行可能で、移行レートは1ポイント=2.5マイルとなり、300ポイントを交換した場合は750マイルになります。
100ポイント単位の交換なので、300ポイントの次の必要ポイントは400ポイント、その次は500ポイントです。
ANAマイルへの移行期間は最長4週間
ライフカードのポイントからANAマイルへの移行を行った場合、ポイントからマイルへの移行期間は長ければ4週間(およそ1か月)ほどかかるので、旅行などマイルを利用したい予定がある時は早めに手続きをしておくと安心です。
ANAマイルへの交換にはANAマイレージクラブのお客様番号が必要
ライフカードのポイントをANAマイルに交換する際には、ANAマイレージクラブのお客様番号が必要です。
ANAマイレージクラブの会員でない場合は、ポイントを交換する前にANAマイレージクラブの公式サイトから無料の会員登録を行ってください。
ANAマイレージクラブの入会方法(会員登録の方法)
ANAマイレージクラブへの入会方法の流れは以下の通りです。
- ANAマイレージクラブの公式サイトにアクセスする
- 画面左上の「ANAマイレージクラブに入会する」をクリック
- 「今すぐANAマイレージクラブに入会する(クレジット機能なし)」をクリック
- 規約に同意の上、送付物の送付先とお住まいの地域を選択して「次へ」
- 住所や氏名・メールアドレスなど必要事項やパスワードを入力
- 入力内容を確認して申し込みを完了させる
マイレージクラブの会員カードは、プラスチック製のカードと、スマホアプリがカード代わりになるデジタルカードの2種類があるので、申し込み時にいずれか希望のカードを選択してください。
ANAマイレージクラブの申し込み受付が完了すると、ポイント交換の際に必要な10桁のお客様番号が発行されます。
ライフカードのポイントをANAマイルに移行する方法
ライフカードのポイント交換(ANAマイルへの移行)はインターネットから手続きができます。
ライフカードの公式サイトにアクセスし、ライフカード会員専用インターネットサービス「LIFE-Web Desk」からマイルへの移行を申し込んでください。
LIFE-Web Deskは登録が必要ですが、無料で登録することができます。
インターネットショッピングでポイントが最大25倍になる「L-Mall」を利用する際にもLIFE-Web Deskへの登録が求められるので、ライフカードに入会したら登録しておきましょう。
ポイント交換(マイル移行)の流れは以下の通りです。
- LIFE-Web Deskの会員登録を行う(無料)
- IDとパスワードを入力してログイン
- 「サンクスポイントの照会・特典交換」に進む
- カード名・カード番号・ポイント数を確認して「選択」
- 「コース別に探す」メニューから「ポイント移行コース」に進む
- 「ANAマイレージクラブ」の「詳細」をクリック
- 「サンクスポイントをANAマイル(AMCマイル)に交換」をクリック
- ANAマイレージクラブのお客様番号(10桁)・ポイント数を入力
- 確認して申し込みを完了させる
一度交換したポイント(マイル)を元に戻すことはできないので、よく確認してから交換を行ってください。
ライフカードの特徴
ライフカード
カードの特徴
初年度ポイント1.5倍、誕生月はポイント3倍、L-Mall経由でのネットショッピングでポイント最大25倍など、ポイントが貯まりやすい制度が豊富な年会費無料カード。
おすすめポイント
- クレジットカード・ETCカード・家族カード全て年会費無料
- レジャー施設やホテルなど充実の優待サービス
- 最短3営業日のスピード発行
クレジットカード・ETCカード・家族カード全て年会費無料
ライフカードはクレジットカード・ETCカード・家族カードの全てが年会費無料で作れる点もメリットです。
例えば楽天カードの場合、クレジットカードは年会費無料でも会員ランクが低い場合はETCカードが有料となるので、無料で持てるのはアドバンテージがあります。
レジャー施設やホテルなど充実の優待サービス
カードの提示や利用で多くの優待サービスが利用できるのもライフカードの魅力です。
関東近郊なら鴨川シーワールドや那須サファリパークが10%割引となるほか、ホテルが5%~30%割引となります。
また、飲食店やテニススクールなどで割引になる特典もありお得です。
最短3営業日のスピード発行
Web完結型のインターネット申し込みなら最短3営業日発行に対応しているので、今すぐクレジットカードを作りたい方にもおすすめです。
オンラインで支払い口座の設定を行うなどの条件はありますが、金融機関がオンラインでの設定に対応していない場合でも10営業日程度でカードが発行できます。
学生は海外キャッシュバックと旅行保険付きでお得な「学生専用ライフカード」がおすすめ
学生専用ライフカード
カードの特徴
ライフカードの人気特典はそのままに、学生向けにお得な特典を追加した年会費永久無料の学生専用カード。学生のうちにライフカードを申し込むならこのカードがおすすめ。
おすすめポイント
- 海外ショッピング5%キャッシュバック
- 最高2,000万円補償の海外旅行保険が自動付帯
- スマホ代の支払いでAmazonギフト券が当たる
海外ショッピング5%キャッシュバック
学生専用ライフカード最大の特徴は、海外ショッピング利用分の5%がキャッシュバックとなる点です。
卒業旅行や留学など、海外に行く際には事前に申し込みを行い、学生専用ライフカードで支払うと5%のキャッシュバックが受けられます。
例えば、10万円分利用した場合は5,000円が戻ってくる計算となりお得です。
最高2,000万円補償の海外旅行保険が自動付帯
学生専用ライフカードには、一般向けのライフカードには付かない旅行保険が付いています。
最高2,000万円の海外旅行傷害保険で、カードの利用条件がない「自動付帯」の保険なので、旅費のカード決済がなくても補償が受けられるのは大きなメリットです。
海外では軽い病気やケガでも治療費が高くつくので、カード付帯の旅行保険を上手に利用しましょう。
スマホ代の支払いでAmazonギフト券が当たる
学生専用ライフカードでスマホ代(携帯電話料金)を支払うと、毎月10人に1人の確率で500円分のAmazonギフト券が当たります。
ドコモ・ソフトバンク・au・ワイモバイルの4キャリアが対象で、初回にエントリーを行えばその後は毎月自動で抽選エントリーが可能です。
もちろんスマホ代の支払いでもカードのポイントが貯まります。