クレジットカードに詳しくないという方でも「JCBカード」なら一度は耳にした事があるでしょう。
日本で唯一の国際カードブランドであるJCBは日本国内で多くの加盟店を持ち、世界シェアも5位と人気があります。
今回は、JCBカードの中から学生におすすめのカードやメリットとデメリット、プロパーカードとは?国際ブランドとは?という今さら人には聞けない疑問を分かりやすく解説していきます。
目次
クレジットカードの「プロパーカード」と「提携カード」とは?
クレジットカードには大きく分けて「プロパーカード」と「提携カード」という2種類のカードがあります。
この2種類の違いはクレジットカードの選び方でも大事な部分なので覚えておいて損はないでしょう。
プロパーカードとは?
プロパーカードとは、クレジットカードの発行会社が独自に発行するクレジットカードです。
「JCB一般カード」や「三井住友カード」などがプロパーカードにあたります。
プロパーカードのメリットとデメリット
プロパーカードのメリットは、良いクレヒスを積むとゴールドカードやプラチナカードなど上位カードへランクアップする点や、提携先との契約解除によるカード発行停止の影響を受けない点です。
対してプロパーカードのデメリットは、提携先でポイント還元率がアップしやすい提携カードと比較するとポイントが貯まりにくい点や、提携先の割引特典などが利用できない点です。
提携カードとは?
提携カードとはその名の通り、カードの発行会社が他の企業と提携して発行しているクレジットカードです。
提携先は銀行や交通機関、百貨店、家電量販店など多岐にわたり、同じアメックスのカードでもプロパーカードとセゾンカードが発行する提携カードでは特典や補償などが異なり、提携カードの場合は西友の割引があるなど、独自のサービスが付加されています。
提携カードのメリットとデメリット
プロパーカードのサービスと提携先のサービスの両方が利用できるのが最大のメリットです。
例えば、ガソリンスタンドの提携カードを持っていれば、カード発行元の特典に加え、ガソリン割引などのサービスも受ける事ができます。
提携カードのデメリットはプロパーカードに比べるとカードのデザインが劣り、ステータス性にも欠ける点です。
学生におすすめのJCBカード
JCB CARD W
JCB CARD W(ジェーシービーカードダブル)
カードの特徴
国内唯一の国際ブランドであるジェーシービーが発行する、ポイント高還元率が魅力の39歳以下・WEB入会限定の年会費無料カード
発行会社 | ジェーシービー | ポイント還元率 | 1.0% |
---|---|---|---|
年会費 | 無料 | 付帯保険 | 海外旅行傷害保険最高2,000万円(利用付帯) ショッピング保険最高100万円 |
電子マネー | - | ポイント | OkiDokiポイント |
JCB CARD Wは39歳以下限定で持てるカードです。
年会費無料で海外旅行保険が利用付帯となり、ポイント還元率が通常カードの2倍となる1.0%、Amazonやセブン-イレブンなどJCBオリジナルシリーズパートナーいう優待店では最大6倍のポイントが貯まるのがメリットで「JCB CARD W plus L」なら女性向け保険をオプションで付けられます。
デメリットは国際ブランドがJCBのためVisaやMastercardと比較すると海外では加盟店が少ない点やQUICPay(Apple Pay)以外の電子マネーには対応していない点です。
JCB CARD EXTAGE
JCB CARD EXTAGE
カードの特徴
18歳~29歳以下の若い人向けJCBカード。5年間年会費無料で海外旅行保険、ショッピング保険付帯と安定した機能のカード。
発行会社 | ジェーシービー | ポイント還元率 | 0.5%(入会から3か月はポイント3倍) |
---|---|---|---|
年会費 | 無料 | 付帯保険 | 海外旅行傷害保険最高2,000万円(利用付帯) |
電子マネー | QUICPay | ポイント | Oki Dokiポイント |
JCB CARD EXTAGEは29歳以下限定のカードです。
年会費無料、海外旅行保険が利用付帯となり、通常ポイント還元率は0.5%ですが、入会後3か月間は3倍・4か月目以降入会後1年までは1.5倍、その後は利用金額によって変動するのが特徴。
優待店やポイントサイトのOki Dokiランド経由のネットショッピングで還元率が最大20倍、海外ポイント2倍などポイントが貯まりやすいのがメリット。
JCB CARD EXTAGEにはゴールドカードがあり、空港ラウンジなどゴールド独自の特典もあるため海外旅行によく行く方にもおすすめです。
デメリットはJCB CARD Wと比較するとポイント還元率が低い点、5年後のカード更新時にJCB一般カードに切り替わり、その際に税込1,375円の年会費が発生する点です。
5年を待たずに解約する場合も2,200円(税込)の手数料がかかるため注意しましょう。
「国際ブランド」と「発行会社」の違い
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皆さんがクレジットカード会社と聞いて思い浮かべるのはどんな会社ですか?Visa、Mastercard、三井住友カード、ライフカードなど様々ですが、実はこの4つの会社の中には「国際ブランド」と「発行会社」が入り混じっています。
国際ブランドとは?
「国際ブランド」とはクレジットカードの決済システムを持つ会社の事で、Visa・Mastercard・JCB・アメックスなどが有名です。
VisaとMastercardはブランドライセンスの提供だけを行っていてカードの発行はしていません。
発行会社とは?
「発行会社」とはクレジットカードの発行や代金の請求、特典の提供などを行う会社の事で、三井住友カードやライフカードなどが当てはまりますが、JCBは国際ブランドでありながらカードの発行も行っています。
学生におすすめのJCBブランドが選べるクレジットカード
楽天カード
楽天カード
カードの特徴
新規入会&利用で5,000円分のポイントプレゼントキャンペーン中!通常ポイント還元率が高いうえに、楽天市場や楽天トラベルなどの楽天サービスでポイントが貯まりやすい。
楽天カードは学生が持てるカードとしても人気があります。年会費永年無料でポイント還元率は1.0%、国際ブランドはVisa・Mastercard・JCB・AMEXから選べて楽天市場など楽天のサービスでは2倍から3倍に還元率がアップするのが特徴です。(※特典進呈には上限や条件があります)
カード利用で保険が適用される海外旅行保険は最高2,000万円補償で旅行や留学も安心、携帯やWi-Fiルーターのレンタル割引もあります。
ネットショッピングの不正利用補償やカードの盗難保険も付き、初めてのカードにもおすすめです。
学生専用ライフカード
学生専用ライフカード
カードの特徴
年会費無料で海外旅行傷害保険が自動付帯、海外でのカード利用分が5%キャッシュバックと、留学や卒業旅行などで海外に行く学生におすすめのカード
学生専用ライフカードは卒業後も無料で持てる年会費永年無料カードです。
国際ブランドはVisa・Mastercard・JCBの3種類、通常ポイント還元率は0.5%ですが、入会後1年間は1.5倍・誕生月は3倍になります。
海外ショッピング利用で5%のキャッシュバックがあるのが特徴で、在学中は最高2,000万円補償の海外旅行保険が自動付帯となるので海外留学にもおすすめです。
カード利用で貯まるポイントも最大5年間有効、JCBギフトカードやANAマイルなどに交換できます。