タン練くん　中高年向けの印象の誤嚥予防トレーニング製品｜モニター ずーもさん

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祖母は昔事故で脳卒中を起こしてからずっと嚥下障害を患っています。
今でも食べたり飲んだりした時によくむせてしまっていて、辛そうなのですが本人は大丈夫と…。

もうすぐ90歳にもなるので嚥下障害を少しでも楽にしてあげたいとこちらのタン練くんを使ってもらってみています。

NHK「おはよう日本」でも紹介されたタン練くんは誤嚥に対してのトレーニングができる用具です。
誤嚥の原因は脳卒中などの他にも筋力の低下が原因としてあり、タン練くんは変わった吸口で舌を動かしながら吸う事でトレーニングが出来る様になっています。

吸口は好きな角度に曲がるので両手で支えて持っても飲みにくさは無さそうです。

早速水を入れて使ってみてもらうと、最初は「吸えない」…と。
こうやって持ち手を持ってこれを上にして…と説明してもイマイチ理解できない様子。
やはり高齢になるにつれて認知機能が落ちてきているので少し分かりにくいかなと最初は思っていました。

でも次の日には入っていた水がだいぶ減っていてあれ!?と思って聞いてみると、「使ってるよー」と。
祖母は一度無理だと思ったら絶対使わず、逆にできると思った物なら使い続けてくれるのでこれは使い続けてもらえそうです♪

洗う時は全部の部品を分解して洗えるので衛生的です。
まだまだむせてしまう事は多いのですが、こちらを使い続けてもらう事で少しでも飲食が楽になってくれたらと思います。

蛇足で私も吸ってみましたが、普通に吸えるのでイマイチトレーニングになってるかは分かりませんでした。
でも確かに吸う力が弱ってる人には辛そうかもとは感じました。
それと実際に吸って見て分かるのがこれは認知機能がかなり落ちてる人には続けてもらうのが難しそうな所。
飲み物が入っているのに出てこない(出てくるけど誤嚥予防の為ごく少量ずつ)のはストレスに感じてしまいそうです。
50〜60代ぐらいの方向けの製品かなという印象を受けました。

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嚥下力トレーニングボトル『タン練くん』